Blanca Original Jewelry / Blanca meets CORNERS
Blancaのオリジナルジュエリー
この10年、Blancaのオリジナルジュエリーを
製作してくれているのは
熊本にお店を構えて20数年
知る人ぞ知る
というか熊本のシルバー好きで知らないものはいない
CORNERSのオーナーであり
シルバースミスの山さん
銀の地金から叩きだして製作する作品は
繊細さと大胆さ
伝統と新しい発想が見事に融合し
アートの様な美しさを持ちつつも
老若男女が身に着けられる気軽さも併せ持つ
将来、世界に羽ばたくシルバースミスだと
わたしたちは想っています
Blanca meets CORNERS
わたしたちの熱烈ラブコールで
Blancaの作品創りに参加してもらいました
「おもしろくて新しい」を指針にモノづくりをする
コラボレートブランドです
基本的に、世に流通している
アクセサリーやジュエリーの多くは
「キャスト」と言われる
型を作って枠を量産する方法で製造されています
石のルースも既定のサイズがあるため
同じサイズで枠を量産しても
問題なくセッティング出来るというわけです
ただ、Blancaが扱うようなルースや
フリーフォームのクリスタルの場合
美しい部分、石として面白い部分を残すために
ひとつひとつの形やサイズが
まちまちであることも多い
そうなると、石に合わせて
ひとつひとつ枠を製作する必要が出てきます
Blancaには、バンコクに
契約している製作工場がありますが
石を活かしながらデザインにこだわって
ジュエリーを製作しようと思うと
どうしても甘い部分や妥協点が出てしまいます
柔らかい石種も多いため
それらの扱いに慣れていない現地の彫金師だと
破損の恐れもある
製作費はリーズナブルにはなりますので
硬い石で取り扱いが簡単だったり
できるだけリーズナブルにお出ししたい石種の場合は
やはりそちらに出すこともある
ただ、tamakiさんの好きなクリスタルは
かなり特殊なものも多く
その上、デザインのこだわりもすごいので
現物を交えず遠隔でのやり取りはかなり困難
そもそも、それらのこだわったリクエストに
応えられるような特殊な技術が
バンコクの職人たちには
どうしても不足していることも否めない
そんな悩みに右往左往していた時に出会ったのが
CORNERSの山さんというわけです
わたしたちはニューエイジですから
やはり、アメリカのネイティブの文化が大好きです
山さんが生み出す
ネイティブアメリカンジュエリーは
ネイティブアメリカンのデザイナーが生み出すそれより
わたしたちには素敵に思えた
古きを守り、新しいことへも挑戦している
こだわりにも共通点がかなりあった
これは絶対にBlancaの作品を作ってほしいと
お店まで押しかけて頼み込んだのが始まり
それが2009年ごろですから、もう10年前のお話です
CORNERSでは、作品を作る際
すでに加工された銀線や銀板は使いません
すべて、銀のナゲットを溶かしてインゴッドにし
必要な線や板に仕上げるところから
基本的に、Blanca meets CORNERSの作品は
950に割って製作してもらっています
パーツをロウ付け(銀同士を引っ付ける)すると
古くなった時、接合部分が浮き出します
950だと、それを軽減できるため
接合部分があまりなかったり目立たない場合以外は
950で製作してもらっています
言葉で説明するのは、なかなか難儀ですね
キャストと、地金を叩いて伸ばして作る作品とでは
仕上がりが全然違うわけですが
やはり現物を見て比べていただかないと
説明は難しいです。。
キャストは型に流し込んで作るので
コストや手間を考えると
なるべく、既成の型を使って
少ないパーツで何とか作ろうとするので
そもそも立体感がないんです
仕上げも極力、手間をかけずに済むように
ただ、一から作ろうと思うと…
お分かりいただけますか?
このペンダントひとつだけでも
17個のパーツを手作りしているんです
底の板ひとつ、石を留めるフクリンが3つ
フクリンの周りの飾りのヨリヨリが3つ
羽根飾りが4つ、そしてスターの飾りが4つ
バチカンがひとつ
バチカンとペンダントをつなぐマルカンがひとつ
計17点というわけです
マルカンも手作りするのがすごいですね
あ、違う…もう1点
ブランドタグもありました
これらすべてを
銀のナゲットを溶かして塊にし
叩いて伸ばして線や板にして
デザインに合わせてひとつひとつ成形していく
それらをつなぎ合わせて
きれいに磨き上げて
ひとつの作品に仕上げていくというわけです
わたしたちがやったことは…そうですね
まずは、このラリマーを
アメリカでドミニカ人から仕入れたこと
tamakiさんのインスピレーションで
大まかなデザインを作り
3つのラリマーの配列や向き、順番を決めたこと
ネイティブデザインでありながら
全体の雰囲気は女性らしく
少しコンテンポラリーに…という言葉を添えて
それだけです
で、仕上がってきたのがこの子
BlancaのYouTubeチャンネルの動画内でも言っていますが
Blanca meets CORNERSに関しては
今や、9割は山さんの手柄
そう言っても過言ではありません
本当にいつもありがとうございます
さて、そうやって
毎回、こだわりを持って製作してもらっている
Blancaのオリジナルジュエリー
ここで、それぞれのこだわりを語りたいところですが
あまりやるとくどくなりますので
機会があれば、BlancaのYouTubeチャンネルで
ご紹介していけたらと思います
今回はとりあえずここまで…
何か思いついたら続きを書くことにします
Blanca meets CORNERSについて
動画内で少し話しています
お時間がございます時にでもぜひご覧くださいませ