Lemurian Seed Crystal
レムリアンシードクリスタル砂時計
未来への理想
今、こうありたいと想う自分自身がいます
そうなりたいと想う未来をだれでも持っています
あなたが想い描いていた姿
遥かかなたにかすんで見える
山の頂きの様に遠く感じていませんか?
答えはとてもシンプルです
未来への理想に向けて
今日すべきことはなんですか?
そして
大切にしているあなたのココロの奥にあるものは?
Spirit Crystalは
理想と現実をつなぐ鍵
あなたの今日が明日のためであるように
焦らず一歩づつ地に足をつけて
今日、新たな始まりの知らせを
わたしたちに贈ってくれるクリスタルです
tamaki
Effect Glass
世界を変えるのに時間はかからない
ほんの刹那の瞬間
わたしが変われば世界が変わる
わたしたちはただ
チャンスを持っていることに気づくだけ
anytime anywhere
Chance to change the world minutes
静かな決意を胸に
tamaki
すべてのレムリアンには物語があります
それらのことを語るとするならば
どうしてもこの鉱山の歴史や採掘の歴史を
ご説明する必要があると思い
今更ですが補足のページを設けさせていただきました
鉱山主や仲買人などから得た情報をもとに
レムリアン探しに駆け回ったこの20年の中で
見聞きした話が元になっています
すべてが分かるというほどではありませんが
今後のレムリアンシードクリスタルとの出逢いのための
ご参考としていただけるとうれしいです
それでは☟よりお入りください
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お届けするのは写真の商品ではございません
同仕様、同サイズの商品発送となります
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やっとBlancaHP店でご紹介できます
Blanca完全オリジナル「EFFECT GLASS」
通常の砂時計の砂は水晶と同じ石英である珪砂
で、思ったわけです
なんで水晶で作らないんだろう?
調べてみると、世界中見渡しても
水晶の砂が入った砂時計を扱ってるのは1か所だけ
そうなると途端に自分も欲しくなるし
創作意欲がうずき出す
当然、よし!じゃあ作ろう!と始めたわけですが
誰も作らない理由がすぐわかりました…
これは無理
科学的な詳細は分かりませんが
水晶の結晶では形状的に無理なことが分かりました
ただ、この水晶の砂時計計画は
Blanca熊本店の周年記念プレゼントとして
立ち上がった企画
試作を始めた段階で
すべての材料はすでに手元にあったわけです
コロンブスの卵的なもので
作れないから作らないんじゃなく
気づいてないから作らない…そう思っていたんですね
部材や工具一式に結構な資金をすでに投じておりました
せっかくオリジナルで製作するなら
わたしたちが愛してやまないレムリアンで作ろうと
セラドカブラル産レムリアンシードクリスタルの
水晶パウダーを10kg単位で仕入れ…
砂時計の「ガワ」も
破損や不良品のロスを考え製作予定の3倍
300個をオーダー
お店のバックヤードに山積み状態
真っ青になったのは言うまでもありません
色んな意味で引き返せない
駄目元…失敗覚悟でやるだけやろう
というかそれしかありませんよね…この状態だと
化学の初歩的なサイトとにらめっこし
試行錯誤…山のように失敗を繰り返すこと1ヶ月
周年イベント開催の直前に
なんとかめどが立ちました
ほんと勉強になりました
さすがにここでそのすべては明かせませんが
簡単に工程をご紹介します
◆◆◆◆◆◆ クリーニング ◆◆◆◆◆◆
一番最初の工程はこちらです
これは作れるぞ!となって
一番真っ先にしなきゃいけなかったのは
希少なレムリアンのクリスタルパウダーの確保
1度目のオーダー分は試作ですぐに底を尽き
続けてメーカーを通じてブラジルからやって来たのは
前回とは似ても似つかない色味のクリスタル
ここで基本的な水晶のお話
採掘されたばかりの水晶は
水洗いでは取れようがない、鉄分など様々なものが
表面に付着しています
なので基本的に、採掘された水晶や鉱物は
現地で酸洗いされます
塩酸やシュウ酸で表面の付着物を溶かすわけです
そう…追加オーダーのクリスタルは
明らかにその工程が手抜きされている
となると自分たちでやるしかありません
酸に一昼夜漬け込み天日干し
◆◆◆◆◆◆ 砂づくり ◆◆◆◆◆◆
天日干し後、徹底的に
混じった砂粒などを取り除きます
これで原料が完成
写真で見て分かる通り
粒が目視できる、いわゆる粗塩くらいでは
当然のことながら砂時計の「くびれ」は通りません
ちなみにくびれは
スタンダードな砂時計で約1mmです
粒径を整える何十万もするような機械なんて
当たり前ですが用意できませんので
古典的な方法で細かく粉砕していきます
この乳鉢は画材屋さんなどで販売してます
というのも、昔ながらの絵の具を再現するのに
鉱物をすりつぶして作る方もいらっしゃるそうです
ということで何時間もひたすらゴリゴリ
これ、くびれが1mmなら
それ以下にすればいいんでしょ?って
簡単な話じゃないんです
砂時計で1mmのくびれに砂を通すには
粒径を、あるサイズに「そろえる」必要がある
細かかったり大きかったりが混じってたら
すぐ詰まります
なんとかという法則があるようです
この「そろえる」が第一の挫折ポイント
細かくするだけなら
ひたすら粉砕していけば良いから簡単な話
ただ、どこのサイズで揃えるか
その前にどうやって揃えるか
大きすぎれば当然詰まるし
細かすぎると目も当てられないことになります
◆◆◆◆◆◆ 粒径をそろえる ◆◆◆◆◆◆
この粒径をそろえるのに6工程ありますが
さすがにここは秘密にさせてください
編み出すのにものすごく苦労したので…
ただ、ヒントは写真にあります
注意するのは砂時計内での静電気の干渉をいかに防ぐか
最後の壁はそこになります
◆◆◆◆◆◆ 砂時計の器の準備 ◆◆◆◆◆◆
当然のことながら
工場に製作を依頼するわけではありませんので
器は既成のものを使用しなければなりません
そもそもの器の作られ方で
穴が開けられるかどうかが決まります
後でふさぐことや見栄え
水晶で作った砂が通るかのテストも兼ねてますので
開ける穴の径は1mmです
現物を見ていただければ分かるのですが
穴はあるものを使ってふさいでいます
ガラスと厚みを一緒にして密着させるには
「あるもの」の形状と径を合わせる必要があります
そこを密着させた上で
これまたあるものを使って密閉するわけです
実は砂時計を長く使っていると
穴も開いていないのに空気が入ることがあります
曇ることがありませんか?
それは器を作る際にガラスを閉じた部分
一見、穴なんてないように見えますが
そこから空気が流入するんですね
その見えない穴の部分を触るのであれば
元のもの以上の気密性を実現したいわけですが
そもそも元から空気が入ってるんです
そしてここが第2の壁
器の中に残った空気が中に湿気を産む
これをどうするか…
砂作りの工程で静電気の干渉が大敵と書きました
静電気は乾燥で起こりますが
乾燥してると静電気で砂が器に引っ付きます
かといって湿気があっても引っ付きます
第1と第2の壁が合わさって第3の壁です
砂と器の適度な湿度を保つ
そのためには器内に余分な空気が入っていないこと
その上で閉じる‼
これ…砂時計にとってここが1番大切です
温めたらいいのか?掃除機で吸い取る?
穴が片側にしかないのに吸い取れるわけないのに…
理科の時間、ちゃんと勉強しておけばよかったと
海の底より深く後悔したのは言うまでもありません
結局、解決策を見つけるのに1週間
解決できた時にすぐ製作に入れるよう
ひたすら水晶をゴリゴリしながら
解決しました
長かった1ヶ月の試行錯誤も終わりを告げ
次の問題は量産体制
なんせ贈りものとして100個作らなければいけません
こうなってくると量産マシーンも手作りです…
それでも1日1個も作れません
更には、ここまでやっても
5個に1個は止まってしまうものがあります
水晶パウダーに至っては
砂時計用の粒径にそろえる工程で50%は
舞ってしまう程の細かさになり
EFFECT GLASSを10点作ると
顕微鏡サイズのパウダーが1パック出来る
いつか何かの創作物になる日まで
Blancaの宝箱で眠っています
とまぁこんな感じで無事
世界でBlancaにだけの
レムリアンシードクリスタルが刻を知らせる
砂時計「EFFECT GLASS」が完成したというわけです
とはいえ…
さすがに時間は固定できませんでした
ですのでこの砂時計の時間は…
Chance to change the world…秒
とさせていただきました
キッチンやお風呂場でもお使いいただける様
すべて水に沈めて
水の流入がないか検査しております
ただ…水中で使うのはおやめくださいね
あくまで濡れる程度なら大丈夫って話しです。。
JiJiの駄話に最後までお付き合い下さり
本当にありがとうございました
このEFFECT GLASSが
皆さまにとってちょっとした豊かさにつながれば
とてもうれしいです
JiJi
◆◆◆◆◆◆ おまけ ◆◆◆◆◆◆
このEFFECT GLASSには木台がついております
もちろんこちらも手作りです
JiJiが作ったのでいびつですが
ご愛嬌という事で。。
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